院内のイベント報告
院長の活動報告
11月12~13日
岡崎市の吉村医院から、「世界産科医ミーティング」への招待状が届き、出かけてまいりました。吉村正先生とお会いするのも久方ぶりでした(相変わらず、お元気な話しぶりでした)が、米国の助産師、アイナ・メイ・ガスキンにお会いできるのが楽しみで、やや気持ちが高揚しながら、参加してまいりました。
アイナ・メイは、お会いできるということもあって、直前に読んだ『アイナ・メイの自然出産ガイド』(彼女たちが取り組んでき たお産への係わりが書かれています。その係わりのエピソードから、彼女たちの考え、思いが伝わってきます)から想像していた、それ以上の方でした。多くを語らず、物静かで、しかし(多分、経験に裏付けられた)確信に満ちた話しぶり、内容でした。彼女たちのデータや取り組みについては、日本の産科医療者や、(多分)米国の医療者内部でも、いろいろ評価が分かれることとは思います(私もいくつか、私たちの産科医療の現状から見て、疑問を感じるところもありました)が、それらの点を超えて、素晴らしい空間を作り上げているように 感じられました。数ヵ月後の今でも、私の心に、彼女の空間が息づいています。吉村先生、委員会スタッフの皆さま、このような機会をいただき、ありがとうございました。
(2011年3月22日記)
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