院長の学術活動報告
院長の活動報告(H24年2月)
2月5日
近畿母乳の会の「第三回近畿母乳育児フォーラム」(大阪市立総合医療センター さくらホール)が開催されました。「指定演題」「パネルディスカッション」のテーマは、『職種を超えて母乳育児を語る』でした。私たちの施設からは、『母乳育児を支援する~和食中心の食生活の勧め~』の演題で、栄養士の荒木理恵子がパネリストで話をしました。結構エキサイティングな討議でした。
2月29日
医学書院の助産雑誌より依頼されていた原稿を送りました (2012年5月号)(第66巻5号)。
特集のタイトルは『正しい情報を得て、続けよう、バースカンガルーケア』で、依頼されていたのは、その中の『~実践中の施設からの報告―笠松産婦人科・小児科』の部分でした。私たちの施設では、1998年4月より、出産後の早期母子接触を始めています。いくつかの調整、修正、改正を加えてはきましたが、現在、①お産様式は『バースコーナー』での『フリースタイル出産』 ②出産直後の早期母子接触(バースカンガルーケア、early skin to skin contact)の実施 ③NCPR2010のアルゴリズム(新生児仮死蘇生のプログラム)の遵守 そして④この②③では可能な限り『母子関係作り』の機会を試みること の4つの基本点を大切にしています。『バースクッション』と『新生児行動記録観察用紙』は、とても大きな役割を果たしています。
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