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院長の学術活動報告

院長の活動報告

H22年12月5日   第20回京都母乳育児シンポジウム第3回実行委員会は、
               本会場(2011年8月6、7日)となる、みやこメッセで開催
               されました。京都御所近くの、観光名所にある、とても立派
               な会場です。楽しみが倍増しました。会議が終わってから
               の懇親会(たった1回だけなので残念ですが)で、大いに盛り
               上がりました。当院から参加の実行委員2名(名前は内緒で
               すが)もたくさん元気をもらった(?)ようです。

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院長の活動報告

H22年11月24日   エコチルDVD用の写真撮影に来られました(このDVDは、
                現在産婦人科待合室で放映中)

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院長の活動報告

H22年11月13~14日   BFH(赤ちゃんにやさしい病院)連絡会議 BFHも64施
                   設、年々増え、頼もしい限りです。討議の内容も、10年
                   前、15年前と比べると、隔世の感があります。

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院長の活動報告

              
             

   11月12~13日 
 
岡崎市の吉村医院から、「世界産科医ミーティング」への招待状が届き、出かけてまいりました。吉村正先生とお会いするのも久方ぶりでした(相変わらず、お元気な話しぶりでした)が、米国の助産師、アイナ・メイ・ガスキンにお会いできるのが楽しみで、やや気持ちが高揚しながら、参加してまいりました。
アイナ・メイは、お会いできるということもあって、直前に読んだ『アイナ・メイの自然出産ガイド』(彼女たちが取り組んでき たお産への係わりが書かれています。その係わりのエピソードから、彼女たちの考え、思いが伝わってきます)から想像していた、それ以上の方でした。多くを語らず、物静かで、しかし(多分、経験に裏付けられた)確信に満ちた話しぶり、内容でした。彼女たちのデータや取り組みについては、日本の産科医療者や、(多分)米国の医療者内部でも、いろいろ評価が分かれることとは思います(私もいくつか、私たちの産科医療の現状から見て、疑問を感じるところもありました)が、それらの点を超えて、素晴らしい空間を作り上げているように           感じられました。数ヵ月後の今でも、私の心に、彼女の空間が息づいています。吉村先生、委員会スタッフの皆さま、このような機会をいただき、ありがとうございました。
                                      (2011年3月22日記)  

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お知らせ

「第35回和歌山周産期医学研究会」にて

下記の日程、内容で院長が講演いたします。

日時:2011年2月26日(土)
    午後4~5時
   ※研究会は午後2~5時

場所:和歌山JA会館5F 大ホール
    (JA和歌山駅前)

講演テーマ:「新生児早期皮膚接触(STS)の実際」

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お知らせ

H23年2月13日に「第二回近畿母乳育児フォーラム」を行います。
時 間:13時~17時
場 所:大阪市立総合医療センター 3Fさくらホール
参加費:1000円

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H22年10月31日 院長の活動報告

10月31日  第20回母乳育児シンポジウム(2011年 京都)の第2回実行委員
          会に、当院の助産師1名看護師1名とともに出席してきました。「大テ
                     ーマ」「2つのシンポジウムのテーマ」などの決定の基礎となる討論を
                     みっちりしました。

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H22年10月30日 院長の活動報告

10月30日  年1回の『いも掘り大会』(第5回おさん おっぱい フェスタ)、今年も
          大成功。講演して頂いた毎日新聞社の貝塚太一さん、とても有益な
                     お話、スライド写真、ありがとうございました。

         追伸) 貝塚さん達5名の毎日新聞社写真部のグループが、報道写真
                               のコンクールで金賞を獲得されました(作品展の案内ポスター
                               の中央に貝塚さんの、あの『聞こえる? 新しい命の声』が載せ
                               られています)。大阪、京都、神戸でその他の受賞作品の作品
                               展が12月~1月(場所、日時不明で申し訳ないのですが)開
                               催中(予定中)です。

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H22年10月29日 院長の活動報告

10月29日  尾崎中学2年生2名、職業体験に来られました。
          たった1日でしたが、いい経験になったかな。

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H22年10月9日 院長の活動報告

10月9日  『第12回近畿どてら会』(近畿新生児研究会主催 池田市不死王閣)
         に参加してきました。参加者は100名以上で、一般演題発表、特別講
                   演の後は、恒例の泊まり込み、(どてらでの)夜半までの懇親会でした。
                   新生児科医の皆さんとたくさん話ができてよかったです。一般演題とし
                   て『私たちの施設の「早期皮膚接触」研究―第1報』を発表してまいりま
                    した。2003~2009年の7年間の「早期皮膚接触(STS skin to 
                    skin contact 旧称出産直後のカンガルーケア)」のまとめから得られ
                    た以下の内容です。
           ・私たちの施設の「早期皮膚接触」の基準と手順
           ・「早期皮膚接触」中の赤ちゃんの行動パターンと頻度、(出現)時間
           ・「早期皮膚接触」開始後、乳頭吸啜(自律、非自律)に至る時間
           ・「早期皮膚接触」の有無と(退院時、2週間健診時、1ヵ月健診時)
                        母乳率  
                    などです。

          発表した結果のいくつかを数値で示しますと、
           ・「早期皮膚接触」が開始できたのは、全分娩の7割強(73.2%)で
                         した。
           ・新生児の行動パターンは、生後約10分で「眼を開ける」、約25分
                        足らずで「口や首を動かす」、約30分前に「指を吸う」、30分過ぎに
                        「蹴り上がる、這い上がる」、40分前後に乳房周辺で「首を大きく振
                         り、探す」、平均46分で「自律哺乳(自力でおっぱいを吸う)」でし
                         た。
           ・「早期皮膚接触と乳頭吸啜」という観点から区分するなら、私たちの
                        施設で生まれた赤ちゃんの約3割が自力でおっぱいを吸い(自律吸
                        啜)、約3割が手助け(授乳介助)されておっぱいを吸い、約3割が
                        早期皮膚接触を開始できないか、開始するも乳頭吸啜に至らない
                       (または記録がない)かで、約1割が帝王切開分娩でのごく短時間
                       (10分前後)の早期皮膚接触と(介助による)乳頭吸啜、という結果
                        でした。
           ・授乳介助を含め、「早期皮膚接触」で乳頭吸啜に至った例は、8割
                        強(81.1%)でした。

        追記) 「第35回和歌山周産期医学研究会」(2011年2月26日(土)
                             午後2時~5時 和歌山JA会館)で、『私たちの施設の早期皮
                             膚接触の実際』の演題で特別講演の予定です。

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